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施工事例

ヘルシー、ウェルビーイング

BASWA 2021.05.11

健康とウェルビーイング

健康的に快適な生活を考えると、音(音響)を考えることは本質的に重要です。
より良い音響空間を追求すると、ストレスのないノイズを抑えた空間であるといえます。それは吸音するということ、良い吸音された音響環境は同時にコミュニケーション、協働(コラボレーション)、シェア空間、スピーチプライバシー、生産性などを向上させることができます。

外部騒音と取り巻く音

ノイズ(騒音)は心身に悪影響を及ぼすといわれています。それは外部から聞こえてくる騒音のみならず部屋内の取り巻くノイズ音も含みます。北半球に住む人々は90%の生活時間を屋内で過ごすといわれています。インテリアは図らずもノイズの発生源であり、またそこでのノイズの抑制は効果的で注目すべきです。

ノイズによるストレスはどう起きるのか?

ノイズによるストレスは根本的に音の反射残響により明瞭度が落ちることに起因します。聞き手が常に様々な音を聞き分け分析し、その音源を識別しながら話し手の意図を理解する作業を繰り返しています。駅のコンコース、空港のターミナル、ショッピングセンター、オープンなシェアオフィス・会議室、レストラン・カフェ、講義教室、などを移動しながら過ごす日常生活ではあらゆる場所で聞き手になるシーンがあふれています。それはそしてご家庭でも同様です。- オンオフ関係なく聞き取りにくい、伝わりにくいコミュニケーションのシーンは心身の健康に影響を及ぼす一因になっています。
ノイズが味覚に影響する
マンチェスター大学のリサーチによると、味の強さ(味覚)や食べ物の歯ごたえ(触感)が音環境に影響されると発表されています。(フードクオリティアンドプリファレンスジャーナルに寄稿)
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「健康的で快適(ウェルビーイング)を追求する建築の設計では音響をデザインしなくてはならない。」
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とアメリカの音響専門家Scott Pfeiffer氏 (FASA, Partner at Threshold Acoustics)は述べています。
これまで音響と健康の関係性については研究されており、幾度も立証されてきました。研究はノイズ公害により引き起こされる症状について説明されています。事実、ここ数年でノイズに起因する(就業時の)職業的な難聴については欧州では最も多く知られる発生事案となっています。これは経済全体の損失だけではなく、私たち一人一人の生活の質(QOL)を損なうこととしてみるべきです。ノイズにあふれる環境は結果として不快適性をもたらし、生産性を低下や顕在化している病へのリードパターンにまで及ぶ影響があります。 
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「騒音障害は会話に影響を及ぼし、他の多くの個人的および行動的障害につながります。集中力の欠如、倦怠感、不安、自信のなさ、いらだち、誤解、働く能力の低下、人間関係の問題、その他ストレスの要因が特定されました。」 (A.A. Lazarusアーノルド・ラザルス 心理学者)

 空間的な調和

空間的な調和(一体感)は音源を抑えることで実現できます。空間を構成する表面材はどのようなものでも音を反射します。硬いものよりもやわらかい素材は反射を抑えることができますが部屋の形状などにも起因するので必ずしもその限りではありません。また、吸音性能条件を最適化することは時に見た目を重視するインテリアデザインと建築に求められる諸条件と合致しない場合もあり、美しい建築や実用的に不向きこともしばしばあります。
バスワフォンは、多様な形状の壁や天井面にカラーバリエーションを駆使しながら使用できるシームレスな吸音ソリューションとして多くの建築設計者に幅広く支持されています。もしも、仕上げ厚はできるだけ薄く、ジョイントのないさりげない仕上がり感を求めておられるならば、見た目にはシンプルに上質で控えめな塗り仕上げでありながら、極上の吸音性能を発揮することができるソリューションとしてお応えできます。
反射する音源が吸収され、結果部屋の何処にいてもノイズ(残響)が抑えられ声や音がクリアに伝わるようになります。見た目には違いがなく、聞く耳ごこちには圧倒的な違いがえられます。

バスワフォンについて、詳しいご案内は当社までお問い合わせください。

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