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より良い学習環境のためのBASWAphon

BASWA 2023.02.21
幼稚園や保育園、託児所または学校での騒音は、子どもたちの学習の成果を低下させるだけでなく、子どもたちや教師の健康に悪影響を与えるそうです。
言語の発達段階にある子どもたちは音環境の影響を受けやすく、大人よりも良い音響条件を必要としています。
また、教師の中には仕事における最大のストレス要因として騒音を繰り返し挙げている人も多くいます。
授業では人の話し声(音)を介して知識を伝える事が一般的な世の中、音環境を整えることは学びの場にとってとても需要な事ではないでしょうか。

欧米では乳幼児からの言語能力の発達における音環境の重要性が認知されており、保育空間の音環境の基準・法令があります。

一方日本では教育現場での音環境があまり重要視されておらず、室内音響の基準値等もあいまいなのが現状だという研究報告も目にします。

バスワフォン

良い音環境とは

子どもたちにとって良い音環境とは
・聞き取りやすい=暗騒音が小さい、響かない
・睡眠が妨害されない=静か
・ストレスのない落ち着いた雰囲気=喧騒感が少ない
などがあります。
このような理想的な音環境は内装の工夫により実現することができます。
バスワフォン

騒音が子どもに与える影響

私たち人間は、騒音に慣れることはありません。
騒音の影響は大きく、騒音により子どもの集中力は大幅に低下します。
特に小さな子どもでは、言語発達に重大な障害が生じる可能性が指摘されています。
音響効果が低く騒音が大きいと、先生の言葉がはっきりと聞き取れません。これは、言語が発達段階の小さな子どもにとって非常に大きな問題になる可能性があります。
保育園や小学校低学年は子どもの言語や感受性が最も育つ時期であり、この時期に過ごす場所の音環境は将来の学習能力と無関係とは思えません。
ある保育園で新築の新しい保育室を使うと「保育がしづらい」「園児が落ち着かない時がある」との声が保育士からあがったことがあり、本来なら人気の紙人形劇を見せても後列の園児が途中から飽きてしまったそうです。
そこで調べた結果新しい保育室では音が響きすぎて子どもがセリフを聞き取れなくなったと判明しました。そこで吸音材を導入したところ園児は最後まで鑑賞できるようになったといいます。
また園長先生によると「無駄に響かないので大声を張り上げることが減って静かになった。」と話しています。
(日経新聞2016年7月5日夕刊より)
このように教室での良好な音環境は、言語や脳の発達といった側面からも子どもたちにとって特に重要です。
保育園吸音

よりよい環境のめに吸音を考える

音が聞き取りにくい原因の多くは残響音にあります。

残響音が大きいと音が響いて音の明瞭度が低くなります。イメージはお風呂で会話している感じです。

吸音材により残響音をしっかりコントロールされた空間ではクリアな音が聞こえ、会話や授業を聞き逃すリスクを低減できます。

それが子どもたちの集中力の向上につながり、無駄に騒がしくない、落ち着きのある保育室が実現します。

音環境を検討する時に防音・遮音・吸音の3つを考えますが、防音と遮音はどちらかというと部屋の外にいる人のために考慮している印象ですが、吸音は部屋の中で過ごす人の快適性や生産性を上げるために必要な要素だと思います。

(もちろん吸音することで防音や遮音にもつながります。)

効果的な吸音材BASWAphon・バスワフォン

弊社がご紹介するスイス製高機能吸音プラスターBASWAphon・バスワフォンは一般的な岩綿吸音板と比べて高い吸音効果を持ちます。
特に人の声の500~2000Hzでは抜群の吸音効果を発揮します。
またBASWAphon・バスワフォンはグラスウールを基材にビーズ層、塗り層の3層構造になっています。3種類の材料を複合的に使うことで単一の素材で吸音するよりも低音から高音まで幅広い音域で吸音効果が期待できます。
また不燃認定取得済み、F☆☆☆☆規制対象外なので安心してお使いいただけます。

BASWAhpn・バスワフォンの吸音性能

吸音材 バスワフォン

弊社では非常に高い吸音効果が得られる「BASWAphon・バスワフォン」で子どもたちや教師にとって最適な学習のための音環境作りのお手伝いをさせていただきます。

ショウルームでは実際にBASWAphonで吸音されたクリアな会話をご体感いただけます。

お気軽に「お問合せ」よりお問合せください。

バスワフォン