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吸音材の新しい選択肢「BASWAphon・バスワフォン」

BASWA 2023.03.31

スイス製ハイクオリティ吸音プラスター「BASWAphon・バスワフォン

オンライン会議の増加や、見た目だけでなく空間の質への注目の高まりなどをうけ、現在オフィスの会議室やビルのエントランス、ブティックなどの店舗で使用したいとのお問合せが非常に増えています。

吸音材で残響音を減衰させることで音が明瞭になり、小さな声でも会話が通じるので余計なストレスがかからないうえに、会話を聞き逃すことを防ぎます。

吸音材

BASWAphon・バスワフォンとは

BASWAphon・バスワフォンは残響音の低減を目的としたスイス製の左官仕上げの吸音材です。

グラスウール層、発砲ビーズ層、塗り層の3層構造になっています。

吸音性能の高い高密度グラスウールに発砲ビーズが練りつけられたパネルに天然大理石骨材入りの仕上げコート材を鏝で塗って仕上げます。

壁や天井、曲面も施工でき、色の調色も可能です。

また不燃認定も取得済み、F☆☆☆☆は規制対象外の安心安全な吸音天井システムです。

 

(※標準色は白です)

吸音材

BASWAphon・バスワフォンの仕様

BASWAphon・バスワフォンの仕様を選ぶ基準は2種類あります。

①厚み

総厚でt30mm、t40mm、t50mm、t70mmの4種類あり、グラスウールの厚みの違いです。

 

②塗材

粒度0.7mm、0.5mm、0.3mmの3種類あり、粒度の違いにより仕上がりの質感が異なります。

 

base(ベース) : 粒度0.3mm

吸音材

fine(ファイン) : 粒度0.5mm

吸音材

top(トップ)粒度 : 0.7mm

吸音材

仕様による吸音性能の違い

仕様により吸音性能の値は若干差があります。しかし体感できる差ではないように思います。

また仕様により吸音性能が「上がる・落ちる」というよりも吸音できる音域の「バランスが変わる」といった表現の方がわかりやすいのではないでしょうか。

吸音材

BASWAphon・バスワフォンの施工について

BASWAphonの施工は大きく分けて「パネル工事」と「左官工事」に分けられます。

プラスターボード(t12.5mm、二重貼り)の下地の上にグラスウールとビーズ層が一体になったパネルを石膏系の専用の接着剤で全面接着します。

プラスターボードはエアフローを防ぐことで長い年月での汚れ防止と、不陸の精度をあげるために2重貼りを推奨しております。

(ボード1枚張りにパテ処理でも不可ではありません。)

吸音材

その後パネルの目地をビーズ層の共材で埋めます。

吸音材

48時間の乾燥養生後、サンディングをして平滑でシームレスな面にします。

吸音材

最後に塗材を一気に塗り上げます。

吸音材
吸音材

ダウンライトや設備との取り合い

天井には当然照明や設備、点検口などがあります。

グラスウールで持たせることのできないダウンライトなどはグラスウールの代わりに石膏系の素材でできたボード(通称プラスターボード)を現場で開口処理し、ボード裏のMバーにビス止めします。

 

吸音材
吸音材

弊社ショールームでは実際にBASWAphon・バスワフォンで吸音された心地の良さをご体感いただけます。

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