吸音天井の経年変化
先日、弊社田中が空港にてこのような天井を発見したそうです。
天井に黒い筋が入っているのが分かると思います。
実はこれ、表面天井材の目地ではありません。
裏面にあると思われる下地ボードの目地部分で天井への空気の出入りがあり、空気と一緒に吸い込まれたホコリの通り道が経年で黒く浮き出てきたものと推測されます。
吸音材は音を透過させるために多孔質であり、音と同時に空気も良く通します。
なので下地の目地の隙間などで空気の出入り(エアフロー)があるとこのような事が起こる可能性があります。
スピーカーのサランネット丸く付着するホコリを想像していただくとイメージがしやすいのではないでしょうか。
弊社がご紹介する吸音プラスター「BASWAphon・バスワフォン」は基材にグラスウールを使用しています。
下地に空気の逃げ道があると表面から入る空気の道がフィルターのように作用して、長いスパンで先ほどの空港と同じような黒いホコリの筋道が浮きでてしまうリスクが考えられます。
BASWAphon・バスワフォンの下地プラスターボードはこのような空気の流れ道(エアフロー)をなくすため二重張りを前提としています。
また、設備器具回りや天井と壁の取り合い部分からのエアフローを防ぐためにBASWAphonの工事ではエアタイトテープを貼って処理をし気密性を高めています。
弊社がご紹介するスイス製ハイクオリティ吸音プラスター「BASWAphon・バスワフォン」は施工時やメンテンナンスで様々な工夫をすることで長くご使用いただけるようにデザインされたロングライフな吸音材です。
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