国立音楽大学付属小学校 机メンテナンス
2006年に納品した学校机のメンテナンスを行いました。
納品当時

国立音楽大学附属小学校の校舎は温かみと開放感のある校舎が印象的です。(設計 : 前川建築設計事務所)
この学校家具は子どもたちが大事にされていることを感じられることをテーマに開発されました。
当時はフィンランド家具メーカー、コルホネンの学校机が国内でも採用されていたそうですが、海外品は規格が異なるため日本のJIS規格に合った寸法のものとして作られています。
天板・木部で使用される材料はビーチ(ブナ)材です。ビーチは曲木に適しているうえに堅く、衝撃に強い木材のため、学校机に適しているそうです。
曲木の柔らかい曲線が教室内に優しい雰囲気をもたらしているように感じます。






約17年間子どもたちの成長を見守ってきた机の天板は役割を終え、新しい天板へとリフレッシュしました。
設計当時から天板を交換することができるように設計されていました。
またここから5年、10年と引き継がれ使っていただけることでしょう。
メンテンナンスの様子




机を一式新しいものに交換することは簡単で手間はかかりませんが、大切にしている校風や雰囲気が変わり、大きなコストもかかります。こうして直せるところは直して大切に使い続けていくという体験や思いが、そこで過ごす子どもたちの記憶のなかに少しでも良い経験として残ることを願います。
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