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施工事例

京葉銀行八千代緑が丘支店

GRAPHIC CONCRETE 2023.05.12

GC・グラフィックコンクリートとは凝結遅延剤を用いてコンクリートに自在にパターンを施すことができるフィンランド生まれの新しい技術です。

今回はグラフィックコンクリートの国内実績である「京葉銀行八千代緑が丘支店」をご紹介します。

グラフィックコンクリート

京葉銀行八千代緑が丘支店は千葉県にあります。国内では初めて外壁にご採用いただいた実績です。

 

設計:栗生明+栗生総合計画事務所(現 北川・上田総合計画 株式会社)

施工:京成建設

製造:高橋カーテンウォール工業

竣工:2014

グラフィックコンクリート

デザインはコーポレートマークであるαを用いました。

遠くから見るとストライプに見えますが近づくにつれてだんだんとαの文字が見えてきます。

また、PC版の表面にグラフィカルなデザインを施すことにより、見た目の個体差が出やすい打ち放し仕上げと比べて、表面を均質に見せられるというメリットもあります。

 

αの文字が目地をまたがないように、PCパネルの大きさに合わせてαの文字の大きさを調整しました。

グラフィックコンクリート
グラフィックコンクリート

栗生明+栗生総合計画事務所(現 北川・上田総合計画 株式会社)はフィジカルな視覚的環境である「景観」よりも、人間の意識や記憶に関わり、文学的ニュアンスもある「風景」を大切にしているそうです。

αマークを主張しつつも品格があり美しい見た目はその土地の風景に馴染んでいて、さすがだなと感じました。

 

グラフィックコンクリート

シンプルで重厚感がありながら、独自のオリジナリティが込められています。

グラフィックコンクリートはコンクリートをキャンバスのように自在にデザインできます。

土地や会社などの歴史やストーリー性を込めることで唯一無二の建築になります。

ぜひ「お問合せ」よりお問合せください。

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